his story - 04.Hibari
僕の前には道なんてない
だって道は僕がつくるものだから
後ろには紅で染められた綺麗な道が残ってる
誰も要らない
なのに嫌いな群れはいくらでも湧いてきて
紅い道をどんどんつくっていったら自分まで紅くなって
自分が何処にいるのかさえ分からなくなった
そんな時に彼が来て僕に色を付けていった
自分を見つけた僕はまた彼に逢うために歩き出した
“この道の先に君がいるというのなら僕は止まらずに歩き続ける”
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